栄養ブログ
食物繊維はどのくらい必要??
こんにちは!
笑顔と健康のサポーターわたなべ歯科
管理栄養士の古澤です。
今回はよく聞く質問で、食物繊維はどのくらいととったらいいの?についてお話します!!
食物繊維の働きは
- 肪酸を増やして免疫のバランスを整え、インフルエンザによる感染を抑制するという報告があります
- 食物繊維が足りないと、短鎖脂肪酸をつくる有用菌が減って腸内細菌叢のバランスが崩れ、腸管のバリア機能が低下します。
- 多様な食事、十分な量の食物繊維を毎日食べることが免疫のバランスを整え、感染症に負けない身体づくりに役立ちます。
食物繊維は、さらに大きく水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の2つに分けて考えられています。
①水溶性食物繊維とは
水溶性食物繊維は水に溶けやすい食物繊維として分類されています。便を柔らかくしてするっと出るお手伝いをしてくれ、血糖値の急上昇を抑えるなどの効果が知られています。水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサとなって発酵されやすく、短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロピオン酸)を増やします。
②不溶性食物繊維とは
水に溶けにくい食物繊維として分類されています。腸などで水分を吸収してふくらみ、便のカサを増します。腸管の蠕動運動を促す効果があります。不溶性食物繊維は、ストレスなどで便秘がちの人が摂ると、便秘が悪化したり便が硬くなったりする場合があります。
達成可能な摂取量として最低1日20g以上の毎日の積極的な食物繊維の摂取をお勧めしています。
食物繊維も摂ることで、血糖値も安定し、糖への欲求も減ってくるといわれています。
是非お試し下さいね🙆♀️
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