当院のこだわり

Commitment

#01

当院の基本姿勢

そもそも、歯科治療とは何のために行うのでしょうか。
歯が痛めば、その痛みを取り除く処置をします。でも、それだけが歯科医院の役割なのでしょうか。
私たちは、それ以上の役割が歯科医院にあると考えています。
それは、来院される皆さまの「未来」につながる「願望や想い」を実現するためのサポーター役です。

あなたの想いを聴かせてください

痛みを訴えて来院された患者さまがいらしたとき、私たちが知りたいのは、その痛みがその方の生活のどのような部分の障害となっているのかです。「痛くて夕飯の準備ができない」「痛みが気になって仕事に差し支える」「明日から旅行に行く」など、皆さまそれぞれたくさんの理由があります。

そしてその言葉の裏には、歯に限らず「身体の不調に悩まされずに仕事に専心したい」「子どもと一緒に楽しんで食事がしたい」…、そんな願望や想いが隠れています。
願望や想いの違いによって、患者さまにとって最も良いと思える医療処置にも違いが生まれます。だからこそ、患者さまが当院に何を望んでいるのか、想いを遠慮なくお話しください。

痛い・つらいなどの症状が、その患者さまの願望や想いを教えてくれることはありません。でも、患者さまの望みを知ることなしに、本当に患者さまのためになる治療はできません。何でもお気軽にお話しください。それが患者さまのためなのです。
ただ単に痛みを取って穴を埋めるだけではなく、その方の生活がより快適になるために、本当の意味でその方の役に立ちたい。そのために、私たちは想いを聴くことを大切にしています。

そして想いを聴くのと同時に、患者さまのお口の中の全体状況を知るための検査を行っています。
その検査の報告と、ご相談の時間を最低1時間設けており、これをカウンセリングと呼んでいます。

カウンセリングというと、専門的な医学用語で説明を受ける場と思われるかもしれません。激しい痛みを伴っているケースでは、その痛みを取ることが何よりも優先されますが、目の前にある症状には本質的な問題点がひそんでいる場合が多いのです。お話をお聴きすることで、患者さま自身がどうしたいのか、その問題点が浮き彫りになってきます。そこで、はじめて具体的な解決策が見えてきます。当院でカウンセリングを重視しているのは、患者さまのより良い生活を実現するためなのです。

#02

あなたの大切な歯だから

来院される方の多くは、自分の歯を抜きたくないと思っています。「喪失感」を味わいたくないと思っていらっしゃるのかもしれません。事実、グラグラで噛めない状態なのに、抜くのはイヤだという方はとても多いのです。そんなとき、本当はどうなりたいのか。私たち医療者が思う理想と、患者さまが思う理想は違うかもしれません。ぜひ、ご相談ください。

歯に良いこと・悪いこと

良いこと・悪いことの知識

ある患者さまが「なぜこれほどむし歯になりやすいのだろう」と気にされていました。いろいろお話を聴いていくうちに、健康のためにお酢を欠かさず飲んでいることがわかりました。ところが、問題はその量。1日中、チビチビ飲んでいたのです。
もちろんその方は、お酢が歯を溶かしてしまうことなど知るはずもなく、ただ身体に良いと思って飲んでいたとのこと。じっくりお話を伺わなかったら気付かなかったかもしれません。身体に良いと思って摂っていたお酢も、歯を溶かしてしまうことがあります。この患者さまは、歯のことだけでなく食習慣の話ができたからこそ酸蝕症の進行をおさえることができました。

良いとわかっても、できること・
できないことがある

誰でも、よく歯磨きをして、甘い物を一切食べず、タバコも吸わずに規則正しい生活をすれば、歯にも身体にも良いことはわかっています。でも、わかっていてもなかなかできないことがあることも、わかっています。

だからといって、甘いものを食べるな、理想的なブラッシングをしろ、禁煙しろ、と言われてできるものでもありません。できること、できないことがあるのは当然であり、食べたいものを控えるのは別の苦痛を生むことにもなります。

現在の生活環境の中に歯周病やむし歯の原因があるなら、その生活環境のどこなら改善できるのかを考えます。急に改善するのは誰にとっても難しいことです。でも、どこまでならできるか、できる範囲のことは何か、まずはできることから実践します。そして、足りないところを私たち歯科医院がフォローします。
大切な歯を失わないために必要なこと、それは患者さまと歯科医院との二人三脚で行うお口のケアです。

一人ひとりに適切なケアを

お口の状態や環境は、一人ひとり違っています。だから、むし歯になりやすい人もいればなりにくい人もいます。なりやすい方は、自分自身でしっかり認識すれば気をつけられるでしょう。逆に、なりにくいと知っていると、かえって認識が甘くなってしまう方もいらっしゃいます。
むし歯になりやすい人、歯周病になりやすい人、こうした傾向も確かにあります。歯は丈夫でも歯周病に気をつけなければならない、といったさまざまなタイプがあるので、自分はどこに注意したら良いのかを知ることが大切です。

はじめは「歯なんて痛みさえなくなってくれれば良い」「普段のケアなんて面倒」と感じていた方が、自分のお口の状態を知ると同時に、自分でできる範囲を知ることで、とても良い状態に好転していく患者さまも多くいます。

患者さまとの二人三脚のありかたも、オーダーメイドなのです。

患者さまの意識も変わっていく

お口の中が一人ひとり違うように、歯を守ることへの意識も違います。
ごくごく一般的な意識だった患者さまが、私たちに「歯は本当に大事だよ、食べられるって良いよね」などと話しかけていただけるようになりました。
「ここはどうやって磨いたら良いの?何を使ったら良いの?」などと質問をいただくと、うれしくなると同時に、患者さまの歯に対する意識が変わっていることを実感します。

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