歯を支えている歯周組織、その治療が歯周病治療です。主な内容は、歯に付着した病原性物質(歯石・プラーク等)の除去ですが、ホームケアによる改善計画なども一緒に考えていきます。
特別な訓練を受けた歯科衛生士が、担当制で患者さまに合わせた処置を行っておりますので、安心してお任せください。
早めの治療をおすすめします
歯周病がやっかいなのは、自覚症状がないこと。そのため、なかなか身近に感じることができない病気です。しかも歯周病が怖いのは、私たちが歯を失う最大の原因となっていることです。
歯を支えている歯周組織、その治療が歯周病治療です。主な内容は、歯に付着した病原性物質(歯石・プラーク等)の除去ですが、ホームケアによる改善計画なども一緒に考えていきます。
特別な訓練を受けた歯科衛生士が、担当制で患者さまに合わせた処置を行っておりますので、安心してお任せください。
早めの治療をおすすめします
歯周病がやっかいなのは、自覚症状がないこと。そのため、なかなか身近に感じることができない病気です。しかも歯周病が怖いのは、私たちが歯を失う最大の原因となっていることです。
歯に付着した歯垢を放っておくと、やがて石灰化して歯石になります。この歯石が歯と歯肉にすき間を作るのですが、これが歯周ポケットと呼ばれるもの。歯周ポケットに菌が入ると、炎症が歯肉の中へと進み、歯根や歯槽骨が破壊されてしまうのです。
次のような症状を自覚される方は、歯周病の可能性があります。このような症状がある方は、早めにご相談ください。
・歯肉が腫れている
・歯肉が赤い、または紫がかっている
・口臭がある
・むし歯でもないのに歯がぐらぐらしている
・歯と歯の間の隙間が大きくなって食べ物が挟まりやすくなった
歯周病の治療は、ここ十数年で飛躍的に進歩しています。とはいえ、基本治療や外科治療でいったんは健康を回復しても、多くの人が再発に苦しめられているのも事実です。なぜなら、お口の中に歯周病の原因となる菌がいる限り、歯周病との戦いには終わりがないからです。
また、歯周病は1本1本の歯によって進行状況が異なるので、お口の中の状態を細かく把握する必要があります。そのために、精度の高い検査が必要となります。そして、その検査結果をもとに一人ひとりに合った治療計画を立てていきます。
主な歯周病治療
【スケーリング】歯肉炎のうちに治療
スケーリングとは、主に初期歯周病の治療方法として用いられます。歯根の表面の歯垢や歯石を取り除き、表面を滑らかにすることで歯垢が付きにくい状態にし、歯周病を改善します。
歯石の表面はザラザラしているため歯垢が付きやすく、歯石は一度除去しても、しばらくすると再形成されてしまいます。だからこそ、歯科医院での定期的なケアが大切なのです。
【歯肉切除】短時間で完了する比較的簡単な手術
歯肉が腫れあがっていて、歯周病のさらなる悪化を防ぐために行う手術です。不要な部分の歯肉を切除し、安定のため縫合します。手術とはいえ比較的簡単な方法なので、短時間で行うことができます。
【歯周ポケット掻爬(そうは)術】深い歯周ポケットを浅くする
歯周ポケットと呼ばれる、歯ぐきの少し深い位置に歯石や歯垢が溜まってしまう場合に行う手術です。深い歯周ポケットを浅くして歯垢が溜まりにくい環境を作る方法なので、歯周ポケットの深さが3~5mm程度の比較的軽症の場合に行います。
【フラップ法(Fop)】奥深くに隠れたプラークを取り除く
中期から末期の歯周病に対して行われる方法です。麻酔後に歯の周囲の歯ぐきを切開して、歯ぐきの奥の汚れを直接見ながら歯垢や歯石を取り除きます。また、必要に応じて歯槽骨の清掃やダメージを受けた歯肉組織の除去なども行い、歯肉をもとの状態に戻す手術です。