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縄文人の食事から学べること
みなさんこんにちは!!
笑顔と健康のサポーター 埼玉県春日部市 わたなべ歯科 歯科医師の渡辺(翔)です。
10月中旬、今は食欲の秋ということで今回は食について書いてみようかなと思います。
現代ではスムージー、パスタ、パン…。私たちの周りは、歯をあまり使わなくても食べられる「やわらかい食べ物」であふれています。

先日 家で僕はハンバーグを食べました!ハンバーグは焼く以外にも様々な工程を挟みますが
遠い昔は肉があったらそのまま焼いて食べていたと予想されます。
そこで軽く今と違い調理方法が限られていた縄文人と現代人の顎の状態について軽く調べてみました。
調理方法が限られていて硬いものを食べることが中心であった縄文人と現代人とを比べると。。
「歯の磨耗」は著しく「叢生(歯の乱れ)」は少なく、「親知らず」は正しくまっすぐ生えていたケースが多かったそうです。
また、「虫歯」も少なく「歯が並ぶ顎のスペース」も現代人より広かったそうです。
つまりは。。。
現代人の虫歯や不正咬合(歯並びの悪さ)の増加は、歯磨き習慣だけでなく、「噛むこと」の減少による顎骨の不十分な発育と、精製糖質の過剰摂取が大きな原因であると指摘されていると書かれていました!
縄文人のようにしっかり噛む食事は、顎を適切に成長させ、歯列の不調和を防ぐ効果があったとされています。
今現在、子供の不正咬合が多くなっていますが、昔の食生活から学べることとして
自然のものを自然のままに食べる習慣を特に成長の著しい子供の時期に行うことが顎の成長などに重要だということが分かります!
是非、明日からの食卓に変化を入れてみてはいかがでしょうか?

